PRIMOMIX - lifestyle- 20110918- TRACK LIST

明日というか今日のPRIMOで(震災へのドネーションへのお礼として)配布する
PRIMOMIX - lifestyle - 20110918 の TRACK LISTです。
もう一枚、エントランスでプレゼントするlivestyleとは真逆の内容。
金額はとわず、震災へのドネーションをしていただいた方に差し上げます。






PRIMOMIX - lifestyle - 20110918
1. raymond fol band / A.vivaldi four seasons in jazz ... summer
2. eugen cicero / my lyrics
3. dorothy ashby with frank wess / there's a small hotel
4. bud shank / norwegian wood(this baird has flown)
5. mateo stoneman / sabor a mi
6. judy roberts / 'round midnight
7. ennio morricone / la bambola
8. The Joe Harriot John Mayer Double Quintet / serenade
9. george benson / theme from summer of '42
10. pat metheny & lyle mays / It's for you
11. yoshiaki masuo / sailing wonder
12. masayoshi takanaka / rainbow was reborn
13. marcel couraud - conductor, stuttgart soloists / A.vivaldi four seasons ... autumn


13TRACKS, 78 MIN





このMIXは、ヴィヴァルディ四季より「夏」のジャズアレンジから始まって、
ヴィヴァルディ四季より「秋」のクラシックで終わります。
夏の終わりから秋のはじまりにかけて、ちょうど今の季節のためのMIXです。


MIXの手法としては、フロア的でもラウンジ的でもなく、
これまで録ったことのないスタイルでの選曲をしてみました。
多分、クラブでかけることはないだろう楽曲を中心に組み立た、サウンドトリップ。
“使える曲”をさがすあまりに、音楽の聴き方が結構雑なんじゃないか!?
という自戒もふくめて、とにかくいい曲を、できるかぎり丁寧に並べました。


ハイライト、というかこのミックスの肝となる曲は、
8曲目の The Joe Harriot John Mayer Double Quintet / serenade。
シタールやタブラの音色が響く、インドのフレーバーを取り入れたラーガジャズ。
繊細かつダイナミックな演奏に、ドラマチックで壮大なアレンジが効いた傑作。
この曲を効いている13分間は、それが精神的なものであるにせよ、
ここではないどこかに旅立てることでしょう。


ミックス全体の構成としては、“終わってしまう夏”を感じられるように、
夏のフレーバーをところどころに埋め込んでいます。
george bensonのフラメンコタッチの演奏であったり、
増尾好秋のsailing wonderの波音とマイナーコードのギターサウンドであったり。
まあ、大抵の場合、マイナーコードの音楽をききながら季節を思い返していると、
しみじみとしてきてしまって、センチメンタルな気分になってしまうので・・・
最後に、クラシックの楽曲「秋」をエクストラな感じで置いてみました。
次の季節もまたいいもんだよな、って気分になるかもしれません。



収穫祭

日比谷公園オクトーバーフェスト。ビールが旨い。
そして、毎年思うことが、
“何か”がはずれれば、日本人はかなり陽気、ってことです。


必要なのは、やっぱりアジテーターで、
社長はやっぱり偉大だなって思います。
Summer Goddesを聴いて、
夏も終わっちゃったね。畜生。って想い、
来年の夏へ想いをはせる日々です。
まあ、何があるってわけじゃないですが。



何はともあれ、
Summer Godess〜fantastic planetのメドレーは必殺すぎ。
いや、メドレーというのは正しくなくて、繋いでますね。これ。
ひとつのバンドだけど、メドレーというよりMIXしてる感覚。


すげーーーーーーーーーーー。
っていうか、ビール旨い。

PRIMOMIX - livestyle- 20110918 TRACK LIST

紺集末のPRIMOで配布する、MIX-CDのトラックリストです。


PRIMOMIX - livestyle- 20110918

1.break bot / I'm baby yours
2.Phreek Plus One / That's It
3.majestys plesure / nevous
4.babara mason /Darling Come Back Home
5.sixty five / soopahulv edit by jazz
6.LA TUERIE / Midnight
7.EP-4/ Talkin' Trash
8.routine / Oh!Yeah-INSOMNIA
9. Starving Artists Crew / sac swagger (inst)
10.Dennis Coffey Live feat. Mayer Hawthorne I/ All Your Goodies Are Gone
11.baden powell / dexia
12.Milton Nascimento / Tudo o que voce podia ser
13.perquisite feat.Benjamin Herman / Butta nowhere
14.Vincent Gemignani / Ophis Le Serpentaire & Alice
15.WAR / H2 OVERTURE
16.max greger jun. piano and orchestra / sister jane





今月は2本MIXをとっているので、このMIXはそのうちの一本。
このMIXに収録した内容は、
午前03:30からのピークタイムからパーティークローズに向けた架け橋の時間。
その時間のプレイを想定したMIXです。


僕にとって、3:30からの時間というのは・・・
未だ知らない新譜も聴きたいし、それなんぞ?っていうレアグルーブも聴きたい。
けどエヴァーグリーンなクラシックスも聴きたい。
そして、ピークタイムの“アガル”感じだけではなくて、
楽曲の気持ちよさに対して体を揺らしたい。
けど、メロウじゃないんだよなあ、まだ。それは4:15を過ぎてからだ。
っていう結構わがままな想いをもっている時間です。


なので、今を感じる新譜からレアグルーブ
エヴァーグリーンなヒップホップトラックにフリーソウルにジャズ。
それぞれをちりばめました。
録音をしながら、コレ聴いて欲しいなあと思ったのは、
EP-4のイルなビートだったり、
前後のエディットものに遜色をとらないエキセントリックなトラックの
babara masonだったりしたのですが、やはりハイライトは最後の曲。
max greger jun. piano and orchestra / sister jane。



別名、もうひとつのsister jane
Catch Up II / Sister Jane(これはもとのsister jane)


max greger jun.自身のセルフカヴァー。
"sister jane"を知らない人は、ただただ聴いて涙すればいいと思うし、
catch up 2しか聴いた事がない人は、レコード熱を燃やせばいいと思う。
そして既にこのレコードを持っている方は、こいつも買ったか。
って、ニヤニヤしてもらえれば幸いです。






で文庫本の表紙が、レコードのジャケットに似ているから・・・
なんてことを理由に「重松清 その日の前に」を読んでいたら、
うっかりどまんなかな家族もので、
(作家と装幀とタイトルで気がつくべきですが)
かなり心揺さぶられて涙腺ゆるみっぱなしです。

MIX-CD制作中

9.18のPRIMOで配布するMIX-CDを制作中です。
1枚は、フロアを再現するlive mix。
もう1枚は、ふだんの生活用のlife mix。
ひとまず今日ははlive mixを、ラフラフで録音。



ひとまず、ここらへんのレコードは、
収録ほぼほぼ確定です。
PRIMOのフロアでよくかけた盤/プレイリストを下敷きに、
ちょいちょい手を加えてます。
エントランスで先着で配布。



インドすごいよ

今月のPRIMOで、2つのMIXを配布します。
1枚は、エントランスで。
1枚は、震災へのドネーションしてくれた方へのお礼で。


片方は、いつもの・・・というと、なにですが、
フロアでのプレイを切り取ったLIVE MIX。
もう一方は、家で聴くことに軸足を置いた、というか、
足を放り出して寝ているくらいのLIFE MIX。
粛々と作成中です。


LIFE MIXの方は、クラシックから現代音響まで含めた、
いつもと毛並みの違うMIXになる予定です。
もちろんコンテンポラリーなコンピというわけではなくて、
ルーマニアのピアニストがひく、瀧 廉太郎の"HANA"であるとか、
(“花”を想像しながら聴いても気がつかないくらい崩れてます。けど、最高。)
インドのジャズ・フュージョンからグラミー賞ギタリストまで幅広く収録します。
要約すると、ほぼ自分用です。
収録予定のレコードをちらっと紹介。



indo - jazz fusion


ふざけた怪しいジャケットかと思うと思いますが、
A1 SERENADEは、これまで買って来た中でも、
最上クラスの美しい楽曲。
はたしてこの曲をどんなジャンルでくくれば良いのか、
正しい表現を見つける事はかなり難しいところですが、
“FUSION”であることには間違いないでしょう。それもきわめて広義の。
(もちろん、70年〜80年のjazz的フュージョンよりもっと広い)
組曲的展開を見せながら、様々な音楽を取り込み、
受け止め、吸収しながら進む13分間のサウンドスケープ
いやあ、本当すばらしいです。
問題は聴き入ってしまって全く作業が進まないことくらい。



うーん。果たして間に合うのか。



レコードを掘ることなんて

レコードを“掘る”ことなんて、なかなかできることじゃない。
大抵の場合、既に知っているレコードでまだ手にしていないものを探し当てるか、
レコード屋の店主のオススメを教えてカッコいい曲を知るか、
レコード屋のキャプションを探りに好みの曲を選ぶことが多い。
これは発見だ!なんて思いきやそれは既に“クラシック”だったり、
他のDJの持ちネタだったりする。


レコード屋でサクサクとする行為が“掘る”ことになるのであれば、
レコードを掘ることは簡単だ。
けど大抵の場合、“探す”か“知る”か“選ぶ”ことが多い。
本来的に“掘る”という行為は、あくなき探求行為に他ならない。




「レアなレコードを激安で抜いたなんて、心の中にしまっておけ」
と誰かが言った。というか、大好きな人が言った。
その言葉に盛り上がりすぎて(あるいは、その人の話があまりにも上手すぎて)
実は昨日のウズベキスタン戦の大半の時間は、
その話の中にいてしまった。


要約すると、
激安のクレイツをサクサクするという行為は、
評価されていない曲からカッコいい曲を“掘り当てる”、
その行為にこそ美学があるべきだし、
「定番曲」が安く入っていることはレコード屋のサービスにすぎないし、
レア盤が紛れ込んでいることはラッキーにすぎない。
(あるいはこれもサービスにすぎない)。


安レコから発見することに僅でも美学をもつなら、
“レアなレコードを買う”ことは
誰か評価した曲を追っている行為の一つに含まれるんだから
黙って心の中でニヤニヤしておけ、お前の幸運であって成果じゃない。
って話だった。


で、さらに様々な話題をまとめると、
トイストーリー3を観ろ。ってことだった。

上下刊がある、長編小説を読み切ったくらいに、
あたまに情報量がなだれ込んで来た時間でした。
いつも本当にありがとうございます。

organ barとぼく

今月からPRIMOは、いよいよorgan barで開催です。
DJをはじめた当初、あしげにかよったクラブのひとつ。
理由はこの場所から、新しい音楽が発信されていったから。
この場所で、これまでまったく聴いたことが無い、
わけのわからないカッコいい音楽が鳴り響いていたから。



あの日の自分が聴いたら「うおぉー!」って興奮できるか?
PRIMOがorgan barにうつって1回目の9月18日。
ちょっとだけ、自分の内側に問いかけながらプレイしたい気分です。



とかいっちゃってる、もっともそうなことは、
最近やたらと加速してしまっているレコード熱への言い訳が大半です。
ちょっと勇気がいるレア盤を買うには、
聴いた瞬間の衝動5割と、自分への言い訳5割が必要なんです。



でもやっぱり、あのときの自分が本当に聴いているなら、
「うおぉーー!やべーーー!」っとは言わせたいかもしれない。






9.18.sun. PRIMO @ organ bar

22:00 OPEN 2000yen/1D with flyer
http://www.organ-b.net/
http://www.jazz-primo.net/




これまでにPRIMOに寄せられた募金総額です。日本赤十字社に送金させて頂きました。
4.1.fri. 12,610yen / 5.6.fri. 10,553yen / 6.3.fri. 9,215yen / 7.1.fri. 6,469yen

The total sum of donation sent to PRIMO is 38,847 JPY as of April 1, May 6, July 1 2011.


募金箱横のMIX-CDですが、今月は僕がつくります。
先着になりますが、できるだけの数を準備していきますので、
みなさんのポジティブな気持ちを募金箱にちゃりんと(あるいはパラッと)、
していただければ幸いです。



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