メディアとしての音楽、情報、言葉

もう一度、見返しています。BABEL。



映画を観る前と観た後だと、同じ音楽を聴いた後だと、
感情の広がり、想像の膨らみが全く異質なものとなる。
そんなことを実感しています。
坂本龍一Bibo No Aozora



今回だとすれば、
BABELのテーマを聴くことによって、
BABELの世界観がもう一度、自分の中でイメージとして再生される。
そしてそのときの考えがもう一度、自分の中でわき上がってくる。
そんな感覚です。



“体験がつくりだす、理解と感情の広がり”



このトピックスを明らかにできれば、
何か商品やキャンペーンに音楽をつける際に、
その特徴をテーマ化したものを選曲することを発想の原点とするだけでなく、
観る人側の記憶と感情の綱がりから、選曲が可能になると思います。



つまり、焼き付けるメディアとしての“音楽や言葉、情報”を選び、
そこに焼き付ける”記憶や想い、感情”を選択し、
その二つを用いて、観る人とのコミュニケーションをデザインする。
そんなイメージです。



たんに有名だから、名曲だから、メッセージがターゲットに向いてるから・・・
といったパーツ視点の判断基準から、
コミュニケーション全体を俯瞰した視点に飛び立つことができると思います。



何度か書いているトピックなのですが、
まだまだ難解な言葉の列挙のレベル。
ですが少しずつ、理解が深まってきました。
次に論文を確としたら、このあたりが核にして書いてみたいなと思います。