Do you know "Hauteluce village"?
いや、知る由もないとは思いますが。
フランスはHauteluceという村に訪れてきました。
オリンピックが開かれたアルベールビルよりさらに東へ奥。
パリよりジュネーブからの方が近いアルプス。
というのも、日本に来ていた留学生が
この地で今働いているということを知り、
卒業式を挙げに行こうという電波少年的なノリで。
実際に訪れてみると、そこが
les saisiesというスキーリゾートの一部であることを知りました。
それまではアルプスの村くらいの認識で…
なんと下山まで1時間以上のコースを有するスキーリゾートでした。
ここは憩いの場、“センター”。
みんなの溜まり場?的な場所。時間が空いたらここに集まります。
暖炉があったかいです。
そこのリゾート“センター”の皆。最高です。
最初の晩は、グローリというトラディショナルな文化で僕達を出迎えてくれました。
飲み干すまで机には置いてはいけないというルール。
(エスプレッソにオレンジジュース、ジェネピという現地のお酒のMIX)
一口のんでは回してという“おらが村の文化”です。
さらにJIPIが、ギターを取り出して歌をプレゼントしてくれました。
自然とさらりとやりとげるあたりが凄くスマートです。
こんな歌を…
Jane Birkin - La Gadoue
Les Demoiselles de Rochefort
やはりここらへんの楽曲は、
フランス的には国民歌なんだなと再認識。
合唱はすごく楽しかったです。ジャパニーズカラオケより、
自分達で演奏したほうが絶対楽しいっていってました(笑)
ミファソラミレ♪
で、この土地Hauteluceなのですが、町並みはまさに“ドラクエ”。
町のパン屋、そして道具屋(“やくそう”売ってます!)。
そしてベランダのハンモックに、後ろにそびえるモンブラン。
これ以上に、望むものは何があるのだろうという土地でした。
ちなみに夕方には、Mt.Blancらしい白い山頂ではなく、
夕日に赤く映えるMt.Rougeを楽しめるという贅沢な楽しみもあったり。
そして…何より人。
U.F.O / Loud Minorityでも言ってましたね。
「そこでかかる音楽が大切なんだ、でもそれ以上にそこに集まる人がやべーんだ」って。
その通り、このHauteluceの村の人達はヤバかったです。
朝起きて、散歩して、すれ違う人と挨拶して…
パンやで適当にパンを買って大量のチーズを塗って食べて…
une cafe?? oui!!って一服して…
得意料理をつくったよ、食べてきな、お茶して…
ジャポネ良く来た!とジェネピを振舞ってくれたり…
すっかり村民な生活を送る、スローな毎日。
ジャパニーズピースです(笑)
右手前がジュリアンとポリー。
僕達を最高のホスピタリティで迎えてくれました。
ちなみに後ろの方々は“センター”ではなく、
リゾートしにきた各国の人達。
気づいたら、仲良くなってました。
最後の朝は、ウルルン滞在記ばりに、泣いてしまいました。
バスを見送られるってヤバいです。
朝日が、目に染みたからですよ。
って言い訳してみました。
人はやさしいですね。