アニメを見直した、夜


先日、アニメを見ました。
トップをねらえ2、劇場版。




EVAで一躍有名になった、GAINAXの20周年作品です。
いまさら紹介するって感じではなく、遅れてもう一回見ましたー。
面白かったです、って話。と、そのときに思った所感。

実際に映像に出てこない部分の時代背景だとか、
キャラクタの発言の後ろにある性格だとか、
作品の作りこみとはこうやるんだぜ、
引用のふざけ方、尊敬の表し方はこうやるんだぜ、
っていう見せつけ感と、
純粋に楽しめるストーリーのバランスが良くて、
「ふむふむ」「おーっ」ての連続で楽しめました。


ちょっと調べてみると、
映画以上の情報が書籍、WEBサイト等にある模様。
調べて初めて納得できることもあり、ファン心理そのものを含めて、
ストーリーのプレゼンテーションを組み立てていることに、
クロスメディアのヒントを得させていただました。
一度目とは違った楽しみ方ができるのは、
凝ってつくられた作品の証拠ですよね。
音楽もまたしかり、ですよ、ね。


それで、NARUYOSHI KIKUCHI DUB ORBITについて書こうと思っていたのですが…


自分が書こうとしていることよりずっと面白いことを、
城内さんが書いていたのでそっちを紹介。
それとHMVロングインタビュー
音作りしている人には是非とも読んでほしいし、
何より、スーツが欲しくなる。



んんんん、じゃあってことで、これ。
(ジャケ小さくてごめんなさい)


smith/one
リリースは4年くらい前、ですが、
もちろん今でも最高なアルバム。


収録のM-5:「one」なのですが、
こんなにスィングしていて、ルーディーでビートのたっているジャズ、
他に知りません。(あったら教えてください)
M-1:「街角の道」も工夫に請っていて、
作りこむHIP-HOP要素とライブのJAM要素のバランス感覚が、無敵に近い格好良さ。
ライブバージョンではないのに、熱気が確かにあって…なのに全体のまとまりは確かで。
スタジオでとっている音端正で丁寧な音作りなのに、オーディエンスを前にした興奮がある。
この絶妙なバランスが、smithに感じている最大の魅力なのかもしれません。
2nd AlbumのCamextendedも、鬼かっこいいので、そっちもお勧めです。
とにかく、スィング・ルーディ・ビーツ。現代の不良のジャズ、ここにアリ、な。
3rdアルバムが、心から、本当に楽しみです。


明日から2日間栃木に帰ってきます。