こってりラーメン

昔僕は、「この店でいちばんこってりしたものください」
とラーメン屋でいったらしい。
しかしそのこってりとしたラーメンを、
今食べられるかわからない。


とはいえ、そのこってりラーメンは僕の人生を確実に変えてきたし、
ラーメン界のジャイロボールこと、
二郎との出会いも僕の人生を変えた。
それは確実にエポックメイキングな出来事だった。


たまには過去を振り返って、
ひとつひとつの自分にとっての色々なできごとを思い返して、
自分を変えるための考えをまとめて、
学びを振り返らなければならない。
たとえば、思い返せば「大W全マシ」を経て、
礼儀ってものを学んだ、気がする。
まずは全力であたることが礼儀。
こなしてなんてはいけない。
と同時に、全力を見せなければならないパターンもあれば、
そのままを受け止めるべきタイミングもある。
無駄にこってりさせてしまったがために、
バランスをくずしてしまうパターンである。
ラーメンが、ニンニクとアブラと塩分をとる手段と化した
その瞬間とも言える。


日々の連続の中では、
そのこってりとしたラーメンは
単なるルーチンとして食べられてしまって来たわけだけど、
後から思い返すとその存在は果てしなく大きい。


なんのこと言ってるか、
こいつはバカなんじゃないのか
って思われるかもしれませんが、
こってりとしたラーメンから学んだ大切なこと。
もっと素直に、ラーメンと向き合うべきだ。