コインにこめる気持ち:THE LAST DAYS IN PARIS
どこか俗的な妖しさが漂っていて、
けど音楽としてもやたら完成度の高い音。
そんな音にとても魅かれます。
last tango in paris
last tango in parisのシーンを描いた橋等を筆頭に、
Moulin Rouge ... NEW MORNING等ゆかりの地を巡ってみたかったのですが…
“いろいろあったもので…”基本文無しなわけです。
「くそーっ」って気持ちをノートルダムで気持ちを静めつつ…
ルーブルに向かう途中の橋の上で、ベース&ヴォーカリストに遭遇。
最高のエンターティナーでした。
皆が皆、集まって、コインをケースに投げ入れてきました。
僕は、感謝、称賛、そんな気持ちをこのコインにこめて投げ入れました。
次は後ろの黒人男性が何かするぞ!という雰囲気で前にでてきましたが、
彼は単に雰囲気満載のキマッテル男性でした。
彼はばっちり決めて、1€をケースに投げ入れていきました。
おそらく、1€。にしてもキマッテル。
慣習ではなく、気持ちを素直にこめてコインを放る。
正しい、チップのあり方が、ここにありました。
単に慣習ということで、チップ分をふんだくっているタクシーに、
ドロップキックしたい気持ちになりました。
次、最終回です。