特許取得戦略の講義を受けてみて
昨日、特許取得についての講義を受けてきました。
こんな講義内容です。
- 特許を戦略的に取るという考え方
- 抽象度の高い特許、低い特許の概念
- クレームをつける(領域を定める)際の年間計画の立て方
- 新規性、進歩性を確保するための考え方
元sonyの人の講演で、結構楽しめて受講できました。
中でも、実際に特許を取る際の考え方を理解してみる、ってワークがあって、
こんな課題を元に特許をとってみようってなかたちに。
こんな課題です。
日本の棒材があります。
この日本の棒材をつなぐ手段を考えてください。
で、10分ぐらい考えてそれぞれの意見を述べて、
それぞれの意見が特許として妥当かどうかを
主張する訓練を組む講義が進みました。
(代表として講演者の主張を用いるのですが)
で、それぞれの意見を述べる際にありがちな光景が…
- 「もう、言われてしまいました」
- 「考えたけど、前の人が言っていたので同じです」
- 「*******って合ってますか?」
主張を述べる際に、
人のせいにしてサレンダーするってやはりかっこ悪いなと。
あと、正解ですかどうですかと、“正解”を問う場ではないにも関わらず、
相手にゆだねるというのもかっこ悪いなと。
比較的、前向きに参加している人にも関わらずっていうのが残念だなと。
あるとき全ての自分の行動が、
人に見られているし評価されている。
そんなことを思い返したりもした講義でした。
自分にとって興味がない時間であっても、
スタンスだけは崩さない姿勢で参加することが重要なのだと自戒。
にしても、久々に面白いと思えた講義でした。
大学も捨てたもんじゃない。
そのあと「LISMO」「うたとも」の開発についての講義だった。
こっちも面白かった。あ、これもsonyでしたね。
なんたる偶然。